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対応しないで!危ないe-taxを語るメール

2023年12月01日

e-taxを語るフィッシングメールが届きました。

対応しないで e-taxを語るメール(実際に届いたメールを印刷しPDFファイルにしたものです。)

 

この記事を書いている私も最初は問題なさそうかも?と一瞬思ってしまうような作りのメールです。

よく読めば怪しいことが分かるのですが・・・

藤枝税務署にも問い合わせて確認したところ、やはり迷惑メールでした。

藤枝税務署でもこのようなメールの報告を受けているとのことです。

 

添付ではおかしい個所をすでにマーカーしておりますが、これは記載のURLをクリックさせ、その先で個人情報等を入力させたり、ウイルス感染させたりするフィッシングメールです。

 

メールのURLリンク先をクリックする前に、次の手順に沿って確認しましょう。

ただし自己責任でお願いします。

1.Webサイトの安全性をチェック

2.メールの件名や内容の調査

3.メールの真偽を確認

4.最新のウイルス対策ソフトでスキャン

 

1.Webサイトの安全性をチェック

これは、リンクに書いてあるアドレスから判断します。

今回のメールのおかしい個所は、

本物〇https://www.e-tax.nta.go.jp/info_center/index.htm

危険×https://www.a-tex.atn.og.jp~~

あきらかにe-taxではないところへ接続させようとしています。

 

2.メールの件名や内容の調査

件名:税務署からのお知らせ【宛名の登録確認及び秘密の質問等の登録に関するお知らせ】

この秘密の質問というのは、e-taxの利用開始届を提出する際に聞かれる内容です。

これは任意項目となっていて、今現在も任意項目となっています。

ですが、こういうところは税理士ではないと分からないところですので、そのままスルーしてしまいそうです。

 

また、本物のe-taxメール本文は、

「メッセージボックスに格納しましたのでご確認ください。」

という内容がほとんどです。

藤枝税務署とも確認しましたが、

今回のメールのように何かをしてくださいという指示する内容は、メール本文には記載していないという話でした。

 

他にもよく見ると、文章内容の整合性が取れません。

句読点が適当なのもよくあるパターンです。

 

3.メールの真偽を確認

このメールは、

「令和5年度の税制改正で個人納税アカウント所持が義務化されたので、24時間以内にe-taxアカウントを登録しなさい」

という内容です。

まず、令和5年度改正でそのような内容は聞いていません。

 

さらに当方は法人なので、個人納税アカウントとは??となります。

他にも、e-taxで24時間以内にという指示がくることはまずないでしょう。

 

よくわからないとき、この手の内容は顧問税理士に確認するとよいです。

 

4.最新のウイルス対策ソフトでスキャン

メールを開いただけではウイルス感染するというリスクは少ないです。

ですが念のため、ウイルス感染ソフトでウイルスチェックしてみましょう。

 

もし、リンクをクリックしてしまった!添付ファイルを開いてしまった!というときは、感染拡大防止のためインターネットの外部接続を遮断するなどの措置が必要になります。

もしもの時にどのような対処をする社内で話し合っておくとよいです。

 

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